HIIT(ヒット/ヒート)というトレーニングをご存知でしょうか?
実はこのHIIT、有酸素運動(40分)程度のおよそ6倍もの運動効果があるというのです。
有酸素運動とは、ダイエットや心肺機能の向上の為に行われる事が多いのですが、その6倍って物凄いですよね。
流石ににわかには信じられない話なので、HIITについて調べてみました。
HIITとはどういったトレーニングなのかを説明していきたいと思います。
HIITとは
高強度インターバルトレーニング(こうきょうどインターバルトレーニング、英: High-intensity interval training, HIIT, HIT)
出典:Wikipedia
例としてランニングをあげてみます。
全力疾走20秒→歩き(ジョギング)10秒を8セット
要は全力運動→休憩→全力→休憩
これを繰り返すトレーニングですね。
- 運動能力の向上
- 心肺機能の向上
- グルコース代謝の改善
- 脂肪燃焼効率の改善
これらの効果に期待できます。
日本では、タバタ式プロトコルとしても知られているトレーニングです。
HIITは通常の有酸素運動の6倍もの運動効果がある
HIITのスゴイ所は何と言ってもその運動効果です。
何とジョギング40分の6倍もの運動効果に期待できるとのこと。
- 有酸素運動で痩せたい
- 心肺機能を強くしたい
こういった目標に向けて頑張っている人は、短期間で効率的にそれらをクリアできる方法であるとも言えます。
ただ、僕は「6倍」というのはどうも納得ができません。
世の中そんなうまい話が本当にあるのかどうか・・・。(僕の個人の意見です)
ただ、例に挙げているランニングですが、ジョギングの6倍はキツイのは間違いありませんね。
運動効果だけでなく負荷も6倍か
陸上競技をやった人なら経験あるであろうトレーニング「インターバル走」
僕が昔陸上部でやっていたインターバル走は400m全力疾走400mジョグを4セットでした。
先ほどの例で挙げた全力疾走20秒、休憩(ジョグ)10秒を8セットですが、僕が部活でやっていたインターバル走に近いものがあります。
まず、全力疾走20秒ですが、これは足の速い人だと200m走れる距離ですね。
そのあとに、休むではなく、歩くorジョギング10秒をしてまた全力疾走20秒です。
多分、普通の人は二回目の20秒ダッシュで死にかけます。
それを8セットとか・・・。
現役陸上部でもキツイ内容ですよ(笑)
あと、このランニングでのHIITトレーニングをする場合は、グルグル周回ができるコースが望ましいと思います。
最後の方は酸欠で頭痛と吐き気に襲われる可能性も十分にあるので、体調管理には気を付けてください。
HIITは走るだけではない。筋トレでもOK
ランニングを例に挙げましたが、別に走らずに筋トレでもOKです。
例えば
- 立ちコロ全力20秒→休憩10秒*8セット
- スクワット20秒→休憩10秒*8セット
- 全力ジャンプ20秒→休憩10秒*8セット
等々
色々なトレーニングに応用できるのもHIITの良い所ですね。
ケトジェニックダイエットとの相性は最高かもしれない
糖質を極限までカットして、その結果体内のエネルギー源を糖から脂肪へと変える究極のダイエット方法です。
このダイエットは、簡単に言えばエネルギー燃費がめちゃくちゃ悪くなるダイエットです。(脂肪がめちゃくちゃ燃えやすくなるって事)
つまり、エネルギー燃費が超高級車レベルになった体に、HIITを合わせるとエネルギー消費が6倍もの効果が理論的には得られるのではないか?という考えです。
ケトジェニックダイエットをして、「ケトーシス」という状況になれば体内に残存した中性脂肪をエネルギーに変えますので、直接脂肪が消えていきます。
もし、この脂肪燃焼効果も数倍に膨らんだら・・・。
ケトジェニックダイエットは元の体脂肪が20%以上もあれば2~3週間で5kgは軽く痩せるダイエットなので、この理屈が正しければ、1ヶ月もあれば体脂肪一桁レベルのバキバキボディになれるって事になりますね。
色々と夢のあるトレーニングですが、いかんせん負荷が強すぎる(笑)
まずは、8セット完走できる基礎体力が必須ですね!
その基礎体力がつけば、究極のケトジェニック×HIITが実践できるかもしれませんよ!
練習あるのみです!