こういった悩みに答えていきたいと思います。
プリズナートレーニングが難しいと感じた時の対処法
結論を言ってしまうと
- できる所まで戻って、鍛えなおす
- 今までできていたステップに+αという形で次ステップを混ぜていく
この点を意識すれば、解決すると思います。
実際に私は2019/5月までは、ステップ6のトレーニングをこなしていましたが、下に示す通り2019/6月のツイートではステップ1を取り込み直して実行しています。
今日のトレ
◎懸垂
◎ウォール ヘッドスタンド 1分
◎ショート ブリッジ 25×2
◎ショルダースタンド スクワット 10×2囚人トレの背中と逆立ちが極めて弱いからフォームを見直す。#囚人トレ#プリズナートレーニング#今日の積み上げ#家トレ専門
— ぴんま@アブローラー見習い (@antiagingpnm) 2019年6月3日
なぜこうした方法が有効なのか
- 見栄を張っていたから
- 少しずつ体に教えていくことができるから
プリズナートレーニングのステップが変わるときの事を思い出してみて下さい。
そもそも、ステップが進む時の条件として
各ステップに設けられている上級のレップス数を余裕を持ってこなす事が出来る
こういったものがあります。
しかしながら多くの人は、簡単な低ステップのプリズナートレーニングは、初級を数回やって『簡単だからコレはもういい』と独断をして次に進んでしまうのです。
今、プリズナートレーニングのステップが進めない!と悩んでいる人は、こういった過ちを犯していませんか?
私は、残念ながらこういった間違った進め方をしてしまった為、片手〇〇シリーズが出てくるSTEP7で躓きました。
手順を遵守してるのにも関わらず出来ない場合
- できるSTEPのレップス数を増やしてやり続ける
- フォームの確認をする
- 今までやってきたSTEPに混ぜて、次ステップを1回ずつでも入れていく
こういったポイントで、トラブルシューティングできる可能性があります。これらはポール氏の書籍にも書かれていた内容です。
回数を増やす
レップス数は多い方が運動効果は高い。つまり、物理的にできるステップで数をこなしていけば、いつかは次ステップも道が開けていくというものです。
最も分かりやすく、シンプルな方法です。
フォームの確認も重要
プリズナートレーニングはキャリステニクスであり、自重をコントロールして行うトレーニング方法です。
つまり、体重のかけ方だったり、関節の曲げ方もしくは背骨の柔軟性だったりで難易度が大きく変わってきます。
というよりも間違ったフォームで行うと、高ステップになればなる程、物理的に不可能になってきます。
ですので、もしステップに躓いてしまって
『どうにもできない!』
という人は一度動画を自分で撮るなりして、フォームを確認してみてください。
体の使い方と少しずつ筋力を鍛えていく
今までと同じトレーニングに加えて、1回だけ次ステップを混ぜていく方法です。
純粋に筋力不足が原因の場合や、自重コントロールがうまくできていない時に有効です。
一回も出来なくても構いません。何日もかけて挑戦する事で、ある日突然できるようになります。
一度できてしまえば、それを初級をこなせるまで継続していけば、次ステップに進める事が出来るでしょう。
辞めた方がいいんじゃない?思うかもしれませんが
プリズナートレーニングのこういった壁には必ずと言っていい程誰もがぶつかります。
こうなるのが一番もったいないです。
おそらく、多くの人が私と同じSTEP7付近で壁にぶつかると思います。
そこからが筋力や自重コントロールを駆使していく内容なので、プリズナートレーニングをやってみたい!と思わせた本質の部分であるともいえます。
辞めるならば、留まる事を選ぶべき
プリズナートレーニングは時間(期間)がかかるトレーニングです。1ステップを1ヵ月で進めたとしてもSTEP6までに半年かかります。
そこまで継続してきた事自体が素晴らしい事なので、ここで諦めないでください!
継続力まで失う可能性があるので、それは本当にもったいないです。
6か月も続けられた人は、おそらく数%レベルの数になっているはずです。そこまで頑張れたなら、もう最後までやってみましょう!
留まって、打開策を講じるのが絶対に得策です。
必ず壁にぶつかるので、その時を想定すれば案外楽にいける
『超人レベルで生まれ持った筋力と柔軟性を兼ね揃えている人以外は必ず壁にぶつかります。』
こう思っているだけで『みんなそんなモノ』と考える事ができ、精神的に楽になります。
実際に自分が壁にぶつかった時も冷静に対処できると思います。
体験談
私はすでに壁にぶつかってしまい、実は2か月ほどプリズナートレーニングから遠ざかっていました。
しかし、本を買って勉強して自分のミスに気が付いてやり直す事ができました。
私の場合は
- フォームができていない
- 初級~中級まで行い上級はカットしていた
こういった理由でできなかったと考えられます。
体が固くて、今はSTEP1からやり直しているレベルです。
しかし、本を読むことでそういった自分の過ちに気が付く事ができたので、もう一度チャレンジしてみようという気持ちにもなれました。
おそらく今後もステップを進める度に壁にぶつかると思います。
何気なく本に書かれていた一文にこういった内容がありました。
2~3年でマスターステップ(STEP10)をこなせるようになるだろう
つまり、24~36か月をかけて、マスターステップに到達できる難易度だと捉える事もできますよね。
1STEPに2か月掛けたとしても、順当にこなせて20か月の計算です。
これよりも4か月分多く記載されているのには
『みんな必ず壁にぶつかる』
といった事が前提として組まれているのではないでしょうか。
2~3年って何だよ!?
そう思うかもしれませんが、その認識は間違っています。
よく考えてみてください。
片手腕立て(完全倒立)を5回ずつとか半年やそこらでできると思います?
普通にやてったら、倒立だけで半年はかかってしまいそうです。
実際に倒立腕立てのマスターステップは、各腕5回ずつの片手倒立腕立てです。
こんなアニメの世界みたいな芸当が2~3年でできるようになるのだとすれば、それは凄い事だと私は思います。
物事を短期的に考えると、確かに2~3年は長いです。
しかし、マスターステップをこなすために日々トレーニングをしていれば、その時点で常人ではできないレベルのトレーニングを続けているという事を自覚してみてください。
そんな高負荷な自重トレーニングって他にはほとんど無いと思いますよ。
プリズナートレーニングの賢い進め方
- 功を焦らず、時間がかかる事を前提に考える
- レップス数に拘らず、自分が納得いくトレーニングにする
- 躓いたら前段階に戻る(その際はいくら戻しても構わない)
- 準備体操に低STEPのトレーニングを取り入れる
プリズナートレーニングの本質を理解すれば、必ずうまく進める事ができます。
お勧めなのが準備運動に低STEPを取り入れる事です。
内容的にストレッチの類が多く、負荷も軽いので準備運動には持ってこいです。
プリズナートレーニングの柔軟効果が出てきたな。まだまだ固いけど、これは準備体操に取り入れてルーティン化する。#継続は力なり #囚人トレ#プリズナートレーニング#基礎が大事 pic.twitter.com/Ep02tIEKkn
— ぴんま@アブローラー見習い (@antiagingpnm) 2019年6月6日
私は体が本当に固いので、スクワットSTEP1のショルダースタンド・スクワットはほぼ毎日取り入れています。
おかげで今では以前よりも背骨が柔軟になり、膝と額がつくようになりました。
時間(期間)がかかるのを理解して、ゆっくり丁寧に進めれば必ず成功しますので、みなさんもそういったモノなんだという認識をもってプリズナートレーニングにチャレンジしてみてくださいね。