プロテインって高いし、何か体に悪そう。そこまで本気じゃないし、自分はパスしとこう。筋トレ初心者の方の多くが上記のような理由から「プロテインって飲むべき?」といった疑問を持つと思います。
今回は、ジムにも行っていない家トレ専門レベルの初心者にプロテインは必要なのかどうかを説明していきたいと思います。もちろん、ジムは行ってるけど、初心者だから気になる!という方も参考にして頂いて大丈夫かと思います。
家トレ専門でもプロテインは飲んだ方がいい?
プロテインは、どんな状況下(腎臓病とかの基礎疾持ちの方以外)でも、飲むべきです。
なぜプロテインを飲んだ方がいいのか、どんなプロテインを選べばいいのかを説明して行きたいと思います。
なぜプロテインを飲むべきか?
答えは簡単です。
- プロテイン1杯(たんぱく質20g)は赤身牛肉100g分であり、大量の肉が必要になるから
- 食事だけではたんぱく質不足になりやすいから
お金に余裕があって、毎日大量のお肉を食べれる方は、プロテインを飲まなくても大丈夫です。
筋トレをしている人は、自身の体重×1.5~2倍のたんぱく質を摂るべきとされています。
体重60kgだと、90~120gのたんぱく質が必要になります。
極端な例ですが、120gのたんぱく質をステーキだけで摂ろうとすると、600gのステーキを食べなければいけません。
600gって、量も多いですがお金がすごいかかってしまいます・・・。
毎食ステーキ200gとか、少し食べてみたいですけど、お金もお腹も持ちませんよね。
そこで役に立つのが「プロテイン」ですね。
水に溶かして飲むだけで、一杯20gものたんぱく質を摂ることができます。
筋トレしてる人でも、1日に2杯も飲めば十分に必要量を補えると思います。
筋トレをしていない人でも、プロテインは毎日飲んだ方がいい栄養食です。
では、どんなプロテインを飲むべきか説明して行きたいと思います。
どんなプロテインを選ぶべき?
- 筋トレをメインでしている人は「ホエイプロテイン」一択
- 美容や健康のために飲みたい方は「カゼイン、ソイプロテイン」がおススメ。
プロテインは大きく分けると3種類に大別できます。
「ホエイ、ソイ、カゼイン」です。
材料や製法が異なり、体への吸収速度などがそれぞれ違ってきます。
吸収速度が速いものは「筋トレ後」に飲むのが良いとされているし、吸収速度が遅いものは「就寝中や起床後」が良いとされています。
従って、家トレだろうがジムトレだろうが、筋トレをしている人は迷わずに「ホエイプロテイン」を買いましょう。
筋トレはあまりしないけど、健康のために飲みたいよ!という方は「ソイもしくはカゼインプロテイン」を選ぶようにしましょう。
僕は一時期ホエイ+カゼインを飲んでいました
やっぱ、筋トレを始めた初期って、プロテインに凄い固着しちゃうんですよね。
カタボリックとか、そうゆうのを気にし出したらもうヤバいですね。
何がやばいって、
- プロテインを規定量飲まないと、効率よく鍛えられない
- 寝ている間に筋肉が分解されてしまう(カタボリック)
- 飲むタイミングを誤ると、筋肉が育たない
こんな風に思考が変化してしまうんですよ。
それで自分なりに出した答えが
- 起床時、就寝時はカゼインプロテイン
- 筋トレ直後にホエイプロテイン
になったわけです。
結局、3か月ほどこのプロテイン生活を続けたのですが、体には驚きの変化が・・・(笑)
「筋肉は付いたが、脂肪も大量についた」
これには流石に困り果てましたね。
プロテインに執着するあまり、他の栄養素を無視してしまっていたのです。
プロテイン中毒に気を付けよう
プロテインを飲むことに満足してしまって、肝心の運動が疎かになったり、栄養バランスが崩れたりすると、本末転倒になってしまいます。
僕が典型的な栄養バランスブレイカーで、体重が3ヵ月で10kg以上も増えてしまいました。
当時、単身赴任中で栄養が特に偏りがちだったのもあったと思うのですが、帰って久しぶりに出勤すると皆から「太った?」と言われまくったのを今でも覚えています。
体を絞るため、痩せる為にプロテインを選んだはずなのに、逆効果になってしまったわけです。
- プロテインを決まった量飲まないと不安
- 決まった時間にプロテインを飲まないと不安
- カタボリックが気になって仕方ない
こんな症状が出始めたら、プロテイン中毒の可能性「大」です。
それだけキッチリ計算するのは良いのですが、他の栄養素も計算していますか?
肝心の筋トレはしっかりとできていますか?
そういった所を見直して、ダイエットや筋トレの効果が薄いかな?と思った方は一度プロテインの摂取量を見直してみてくださいね。
プロテインは飲むだけじゃ太るものですからね。
- プロテインは痩せ薬ではない
- プロテインは摂りすぎると太る
- プロテイン中毒に気を付ける
プロテインはあくまで栄養補助食品です。大切なのは筋トレをしっかり行う行動力と、継続する精神力ですよ!