プリズナートレーニングの書籍を読むまで、私はこういった疑問を持っていました。
実際プリズナートレーニングが凄いってよく見たり聞いたりしますが、具体的にどんなトレーニングかもわかっていませんよね。
プリズナートレーニングの生みの親と言われるポール・ウェイドの書籍を読む事で理解を深めましたので、疑問に答えていきたいと思います。
この記事を読むことで、プリズナートレーニングの意味と価値を理解できるようになると思います。
プリズナートレーニングの意味と価値を説明します
健康を損ねる事がないフィットネスをモットーにしたトレーニングです。
- 本物の強さを手に入れる
- 身体能力の向上
- 古の自重力トレーニング技術の継承(キャリステニクス)
- 強くなりたい、健康を維持したいと願う全ての人に効果がある
プリズナートレーニングの狙いとは『本物の強さ』です。
書籍の内容としては、現代のトレーニングマシンを使用したトレーニングは間違っているといった内容でした。それは、ウェイトトレーニングであるため、関節や腱を痛めやすいとのこと。
プリズナートレーニングは、自重を完全に操るといった内容で真偽は不明ですが、マスターすると鎖を引きちぎれるようです。
プリズナートレーニングをマスターする為には
獄中で、荒くれどもの雌犬にならないため、囚人たちは必死でした。
つまり
- 暇さえあればトレーニングをする
- 無駄な脂肪を落とす(自重力がすべてのため)
- 柔軟な腱や背骨を手に入れる
こういった点が非常に重要とのことです。
我々が教科書通りにやっても中々効果が出ないのは『必死さ』が足りないからでしょう。
我々はハッキリ言うと、プリズナートレーニングで強くならなくとも誰かの雌犬になるような事は無いですからね。
すなわち、暇さえあればトレーニングをするといのがまず難しいのです。
必死さが足りない私たちはどうしたらいいか?
- 日常の一部としてプリズナーとレーニングを行う(10分でも良い)
- プリズナートレーニングは筋トレとストレッチの融合だという事を認識する
- 余分な体重をカットする
ルーティン化して、ただひたすら繰り返すしかありません。
書籍には、半年で効果が出たとの記載がありましたが、個人的には半年ではそこまでの効果は得られませんでした。
少なくとも私には必死さが足りなかったのでしょう。
ですので、私はこれからもプリズナーとレーニングを続けて行きます。
プリズナートレーニングの本質
本を読むまで勘違いしていたことがあります。
プリズナートレーニング=屈強な自重トレーニング
こういったイメージが漠然と頭にありました。
しかし実際は少し違って
プリズナートレーニング=健康を気遣った自重を上手に操るトレーニング
この認識が正しいです。
ウェイトを使うことなく、自身の重みを上手に利用して腱や背骨をやわらかくする。
その為に余分な脂肪は要らないし、時間をかけてゆっくり柔軟をしていく。加えて筋力トレーニングも加えていく。
そういたったトレーニングなのです。
ウェイトを否定するような内容もあった
とにかく現代トレーニングは無価値的な内容が書いてありました。
今現在、ウェイトトレーニングを頑張っている方
ウェイトは体を壊すとか、人工的だとかそういった内容が多々ありました。
私自身、軽めではありますがウェイトを使っています。
筋トレ動画も多く見て、勉強もあいました。
その中で、マシントレーニングやウェイトトレーニングが無駄かと聞かれると、私はこう答えます
『まったく無駄でない』
即答です。
確かに激しいウェイトトレーニングをすると体は故障します。実際に動画を観ていても故障しました~的な内容の動画も多くあがっています。
しかし、みんなそれをわかった上で頑張っているし、大会にも出場したりしています。
そういった人の考えを、『人工的で間違っている』等と一蹴するのは逆に間違っていると思います。
目標が違うのですからね。
プリズナートレーニングは筋肥大ではなく、機能性重視
プリズナートレーニングとは、キャリステニクス(自重力トレーニング)を獄中内で昇華させたもの。
自重を利用して、身体能力を向上させるものです。
筋力、腱の柔軟性、背骨の柔軟性
これらを巧みに操ることで、健康的に強くなれるのです。
- 筋肥大は基本的にしない(細マッチョレベルなら可能)
- 体脂肪は減る
- ケガをしにくくなる
筋肥大でゴツくなりたいのであれば、プリズナートレーニングはやめた方がいいです。
引き締まった機能性のある体になりたいのであれば、おススメできるトレーニングです。
体脂肪は、基礎代謝が上がり痩せやすくなるのと同時に、肉がある体ではマスターステップはクリアできません。理論上、自重トレは体重が低ければ低い程難易度は下がるわけですからね。
腱や背骨が柔らかくなることで、これから先、老後などにケガをする可能性が低くなります。
もっとも、老人になっても続けていればの話ですが。
老後までとは言いませんが、プリズナートレーニングはストレッチ作用も含んでいることを考慮すると、継続命です!
これだけは必ず理解するようにしてくださいね。