キャリステニクスを応用した究極の自重力トレーニング「プリズナートレーニング(囚人トレーニング)」
一体どのようなトレーニングなのか。
ポール=ウェイドという元囚人が著者であり、生みの親です。
囚人だった彼は、監獄で己の身の安全を守るべく、トレーニングに励みました。
そのトレーニングの特徴は「道具を使わない、場所を選ばない、自重力、柔軟力でトレーニングを行う」といったもの。
今回は、このプリズナートレーニングを実践し、やる価値があるのかどうかを説明していきたいと思います
プリズナートレーニングを実践した感想
半年間実践した感想
- 正しい知識がないと失敗する
- 自重力だけとは思えない高難易度トレーニングがある
- 時間がかかる
- 成長は感じやすい
まず、一番大切な事が「正しい知識」を持って実践しないと「失敗する」という事です。
僕が学んだのはこの著書からです。
kindle版よりも、本の方がお勧めです。(ページ戻りが多いため)
正しい知識を持たずにプリズナートレーニングを行うと失敗する理由
1~10段階のSTEPに分けられているが、最初のSTEPは難易度が易しいため、軽視しやすいから。
どういう事かというと、プリズナートレーニングの本質(筋力だけでなく柔軟力も大切)を理解せずに、自分ができそうなSTEから始めてしまう人がほとんどなのです。
かくいう自分もその口で、STEP5あたりから始めてしまい、結局STEP7あたりで挫折してしまいました。
順序立てていかないと、急な負荷に対応しきれないのがプリズナートレーニングです。
コツとしては「どんなに簡単なトレーニングでも、STEPを飛ばすことなく、ゆっくりと行う事」が肝心です。
1STEPにおよそ1ヶ月かけるのが理想的でしょう。プリズナートレーニングは、自重力を操るトレーニングなので、フォームが大切になります。
そのためにも、なるべく本を読んで正しい知識を得るようにしましょう。
口コミ等見て、参考にしてみてください。
プリズナートレーニングは成果が出るまでに時間がかかります
前項でもちょろっとお話しましたが、プリズナートレーニングはとにかく成果が出るまで時間がかかります。
やってみるとわかりますが、序盤のSTEPの難易度はとにかく低いです。そのため、負荷を掛ける事ができず、筋力の成長を感じる事ができにくいです。
序盤は「筋力というよりも柔軟力を鍛えるというイメージ」が正しいでしょう。
STEP3~4(3~4か月)程度してから筋力アップに繋がっていくと思います。
- 速攻で筋力をつけたい
- マッチョになりたい
といった事を目標にしている人にはお勧めできません。
- じっくり柔軟な筋肉を付けたい
- 健康のために筋トレをしたい
- 機能的な筋肉が欲しい
こういった事を目標にしている方はには「プリズナートレーニングをお勧めすることができます。
プリズナートレーニングの実践
左現在
右10日前くらい?
お分かりいただけただろうか。
毎日トレ前の準備運動にショルダースタンドスクワットを続けた結果です。
苦手だった柔軟が少しだけ進歩しました。毎日五分でもこの程度なら余裕で変わります。#囚人トレ#プリズナートレーニング#家トレ専門#継続は力なり pic.twitter.com/1SuJUf5ZfQ— ぴんま@アブローラー見習い (@antiagingpnm) June 12, 2019
これはプリズナートレーニングのSTEP1の内容ですが、実はこのトレーニング、体が固いとかなりキツイんです。
序盤はとにかく「地味で微妙に辛い」トレーニングが多いですね。
そういったトレーニングを続けていくと、体の使い方うまくなる+筋力が付いてくるので次のようなトレーニングもできるようになります。
この腕立て伏せ?みたいな奴、見かけ以上にキツくて全然できなかった(笑)
もっと自重トレを重ねていかないとな!#究極の腕立て伏せ#家トレ#自重トレ#キャリステニクス pic.twitter.com/JLoeuKzfsm— ぴんま@アブローラー見習い (@antiagingpnm) July 8, 2019
この腕立て伏せは、何がキツイって「腹筋」がかなりキツイです。
体を直線的に保つ必要があるため、体幹が強化されていないと簡単にはできません。
プリズナートレーニングの序盤でしっかり基礎を磨けばできるようになります。
プリズナートレーニングはやる価値はあるのか
やる価値はあります。
なぜやる価値があるかをまとめてみました。
- ジム通い不要
- 自重のみだが、自身の体重のウェイトを使った程度の負荷は与える事ができる
- 体が柔らかくなる
- 健康維持には最適
- 極めると、めちゃくちゃカッコイイ
この中で本当に伝えたいのは一番最後の「極めるとめちゃくちゃカッコイイ」ですね。
youtubeなどで、自重力トレーニングの動画を見たらわかるのですが
- 「は!?何その動き!?」
- 「人間業じゃないな(笑)」
- 「これならSASUKEもクリアできるんじゃないか?」
こういった感想を百パーセント持ってしまいます。
「プランシェ」という究極の腕立て伏せのような逆立ちのような技があるのですが、そういった技も「自重力」を極める事でできるようになります。
究極のプランシェはもはや人間業ではないので、是非見てみてください。
ちなみに僕はまだできません(笑)
まずは、プリズナートレーニングで自重力トレーニングを始めてみる事をお勧めします!
最後に、確実にkindle版よりも、本がお勧めです!
もし、プリズナートレーニングに興味を持った方で、本を買ってみようかなと思った方がいたら「電子書籍のkindleよりも、紙の本」を買う事をお勧めします。
理由としては以下の点があります。
- ページを読み返す頻度が多いため、kindleだと効率が悪い
- 次のステップ等を調べる際に操作が面倒くさい
一言でいうと「操作性が悪い」という事ですね。
僕は購入前に口コミを見て「操作性が悪い」という事を知っていましたが、深く考えずにkindleを購入してしまいました。
「そこまで操作性とかかんけいないやろ(笑)」と思っていましたが、本当にkindleには向いていません。
効率的に学びつつトレーニングをしたいのであれば、絶対に「本」にするべきです。