- 囚人トレーニングってどんな効果が期待できるの?
- 家でもできるの?
- 何で人気があるの?
こういった疑問に答えていきたいと思います。
※ちなみに筆者は囚人トレーニング歴1年の若輩者でございます。
プリズナートレーニングの効果
段階を踏んで正しくトレーニングを行う事で
- 運動能力の向上
- 運動機能の向上
- 体幹の強化
- 柔軟性の向上
- 引き締まったスリムな身体の入手
上記の効果に期待する事ができます。
プリズナートレーニングが効果的な理由
自分の身体や命を守るため
コレが効果的なトレーニングを生んだ理由です。
ザックリとし過ぎているため、少し細かく説明をしていきたいと思います。
プリズナートレーニングは、囚人たちが日常の暇を潰すためだったり、獄中内で頻繁に起こる”イジメ”から身を守るために生み出してきたトレーニングの総称とされています。
後者の理由がポイントで、ただの暇つぶしではここまでのトレーニングは生まれなかったと思います。
獄中内での囚人の生活は過酷そのもので、絶対的存在の”ボス”に逆らうものは容赦なく制裁を加えられているようです。特に新人がその被害対象になる傾向が強かったようです。
- 食料
- 物品
- ある時は欲求の解消
こういった日常的で一方的な譲渡、暴力に対抗する為、そのターゲットに選ばれない為に生み出されたトレーニングが囚人トレーニングなのです。
効果的に身体を鍛える事が必須だったのです。
プリズナートレーニングを続けて得た事
私が一年間囚人トレーニングを行って得た事を紹介したいと思います。
- 懸垂力
- 体幹の強化
- 体つきの変化
ザックリ上記のような変化を感じる事ができました。
中でも懸垂力は本当に上がったと思います。
最初は、両手の逆手懸垂しかできませんでした。
それが今では、片手懸垂まではまだ出来ないものの補助アリの片手懸垂であれば何とかこなせるようになりました。
体幹も強化されたようで、ドラゴンフラッグや鉄棒を使って行うワイパーなどがいつの間にかできるようになっていました。
囚人トレーニングは自重で行う事が大前提で、ウェイトは基本遣いません。
しかし、片手や片足等の条件を用いる事で、ウェイト並の負荷を与える事が出来ます。
さらに筋肉の瞬発力を用いるトレーニングや持久力を用いるトレーニングが豊富にあるため、自重とは思えない程疲労も感じます。
その結果、半端者の私ですら体つきが変わってきたのも事実です。
ウェイトトレーニングの方が優れている!?
よくウェイトトレーニングの方が優れている等の記事を目にします。
私の出した結論は『目的による』です。
- 筋肥大が目的ならウェイトトレーニング一択
- スリムな機能性のある筋肉を付けたいなら自重トレーニングがおススメ
簡単に言うと、上記の二点になります。
もはや自重トレーニング勢と、ウェイトトレーニング勢の争いは永久に終結することは無いのでしょうが、お互いの良いところ、悪いところを認めれば済む話です。
『ウェイトトレーニングだと機能的な筋肉を付けれないのか?』
この問いに対する答えは『付けれます』です。
ウェイトトレーニングは体を大きくする事を目的としている人が多く、そういった人は機能性はあまり考慮していないと思います。
機能性とは、俊敏な動き(身軽さ)を指しています。
筋肉が大きくなればなるほど体重は増加します。
その結果俊敏性は落ちていくのが普通です。
逆に、『自重で筋肥大はできるのか?』
この問いに対する答えは『できません』です。
自重はあくまで自身の重さを利用したトレーニングであり、それ以上の負荷は得られません。
自重でいくらトレーニングをしてもボディビルダーのような体にはなれないのです。
しかし、自重は必要な箇所に必要な筋肉を付ける事が出来ます。
つまり、自重によって付けた筋肉は機能性の障害になることはほとんど考えられないのです。
こういったお互いのメリットデメリットを理解すれば、二つのトレーニングをハイブリッドさせ、最高率なトレーニングができるのでは?と思います。
家トレをするならプリズナートレーニングが絶対おススメ!
家でできるトレーニングを考えてみます。
- ダンベル
- バーベル
- チューブ
- アブローラーなど
こういったアイテムを使ったトレーニングが一般的です。
けど、そういったアイテムを持ってない方もたくさんいます。
そういった方にお勧めなのが、プリズナートレーニングなのです。
プリズナートレーニングがおススメな理由
- アイテム不要
- 狭い空間でもできる
- 外でもできる
- 時間を選ばない
これらがおススメな理由です。
生まれが獄中という事だけあって、やり方さえわかってしまえば
- 道具も要らない
- 場所も要らない
- いつでも行う事ができる
これらの好条件が揃う最大のメリットは継続しやすいという事。
体を鍛えるには最高の状況ですね。
プリズナートレーニングの内容は、誰でもできる初心者級から始まって、誰にもできないような上級に細分化されています。
ステップを踏んで着実に進めていけば、細身でありながらも強靭な肉体が手に入っていることでしょう。