みんなの疑問点
腹筋を鍛える=腹回りが痩せるのか?
この疑問について説明していきたいと思います。
腹筋ローラーにダイエット効果はありません
さっそくですが結論を。腹筋ローラーにはダイエット効果はありません。
もし腹筋ローラーにダイエット効果を期待している方がいらっしゃるのならば、その方に言いたい。
アブローラーだけでは痩せません!
アブローラーはあくまで腹筋を鍛えるアイテムです。
脂肪除去能力はありません。
ダイエット効果を期待するのであれば、後述する食事制限一択です。
腹筋ローラーにダイエット効果が無い理由
痩せない理由は至って簡単です。
それは、カロリーの摂取と消費です。
痩せるための方程式
基礎代謝(自然消費カロリー)+運動消費カロリー>摂取カロリ-
実はこのカロリーの内訳を理解しておくのが肝心で、基礎代謝は大きいのですが、運動消費カロリーってかなり少ないんです。
つまり、腹筋ローラーがいくら優れたアイテムでも大きな運動消費カロリーを稼ぐことは難しいのです。
毎日ひたすら何時間もアブローラーを行えば、消費カロリーは大きくなるので効果は出ます。
しかし、腹筋ローラーの最大の利点は、短い時間で最効率の結果を出せる所です。
一日中やるなんてナンセンスにも程があります。
腹筋ローラーで間接的には多少の効果が出るかもしれない
先ほどの方程式
基礎代謝(自然消費カロリー)+運動消費カロリー>摂取カロリ-
運動消費カロリーには期待できませんが、基礎代謝に寄与すればそこそこですがダイエット効果に期待する事ができます。
基礎代謝の多くは、脳、臓器、骨格筋で占められています。
ここでは簡単にしか説明しませんが、骨格筋は訳20%を占めています。
私の基礎代謝はざっくり1400kcal程です。
つまり、骨格筋はこのうちの300kcalを占めるわけです。
アブローラーで腹筋を大きく鍛えれば、この割合が増加して、基礎代謝が増加する⇒ダイエット効果に期待できる。
という理論が生まれます。
食事制限で500kcal落とす方が圧倒的に早くて効率的ですが・・・。
ダイエット効果を求めるなら食事制限一択
基礎代謝をいくら上げても、限界があります。
手っ取り早くダイエット効果を求めるのであれば、食事制限一択でしょう。
簡単に説明すると
骨格筋の消費カロリーが300kcalに対して、食事の調整カロリーは500kcalを軽く超します。
コンビニで菓子パン3~4つも買って食べれば1000kcalはオーバーするでしょう。
普段からそういった食生活をしている方は
- 食事を低カロリー食に置き換える
- PFCバランスを管理する(たんぱく質、脂質、炭水化物)
- 糖質または脂質を控える(脂質1g=9kcal、糖質1g=4kcal)
上記に注意すれば一瞬で摂取カロリーを節約をすることができます。
つまり、筋トレで無理をしてまでダイエットするよりかは、食事内容を見直してカロリーやPFCバランスを見直した方が遥かに効率的であると言えるのです。
カロリー制限、糖質制限、脂質制限など、様々な調整方法がありますが、私はカロリーを気にせず痩せれるケトジェニックダイエットをお勧めしています。
腹筋ローラーをしつつ、食事を見直してみましょう
今までの説明を見て、『腹回りを痩せたいから腹筋ローラーを買おうとしてたのに、意味がなさそう』と思わないでください!
腹筋ローラーに直接的なダイエット効果が無いのは事実です。
しかし、腹筋ローラーを行う事で、実際にお腹周りをダイエットされた時の見栄えは段違いです。
元々人間の腹筋は割れています。それを隠しているのが皮下脂肪なわけです。
その脂肪が無くなったとき、クッキリ見えるのはどちらでしょう。
- 鍛えぬいた腹筋
- 何もしていない腹筋
答えは簡単、もちろん①ですね。
腹筋ローラーを継続的に頑張ることで劇的に腹筋は鍛えられます。
その状態で食事制限をすれば・・・。
予想は付いているでしょう。『6パック』の完成です。
アブローラーをしなくとも、人間の構造的には6パックにはなります。
しかし、圧倒的にペラッペラです。
アブローラーを頑張って、バッキバキの6パックを手に入れましょう!
結論を述べると、腹筋ローラー単体にダイエット効果は期待できないが、補助的な立ち位置としては絶対にお勧めである!という事です。