- 「辛いものを食べると、汗をかくし代謝が良くなって痩せやすい!」
などと聞いたことはありませんか?
テレビ等でも聞くこのフレーズですが、実は完全に「嘘」です。
辛いものを食べて、確かに汗はかきますがそれだけでは決して痩せる事はありません。
今回は、辛いものを食べても痩せない理由と、どうしたらダイエットに繋げられるかを説明していきます。
辛いものを食べても痩せません
- 激辛ラーメン
- 激辛チゲ豆腐
- 激辛鍋
激辛の食事は人気が高く、その味や刺激以外にも「発汗によるダイエット効果」なるものが人気の秘訣でもあったりします。
しかし、辛いものを食べて発汗して、痩せたつもりになっていても、実は「全く痩せていない」のです。
汗をかく=運動みたいな錯覚があるのでしょう。
繰り返し断言しますが、辛いものを食べても「それだけでは絶対に痩せません」
辛い食べ物で痩せない理由
- 汗はカロリー消費でなく、辛い物を食べたために起きる一時的な新陳代謝の向上
- 辛い食べ物は食欲増進効果が高いため、余計なカロリーを摂りやすい
- 辛さ成分「カプサイシン」は脂溶性のため、辛ければ辛いほど油を多用している可能性が高い
よくテレビ等で「発汗作用によりダイエット効果が」など聞きますが、ダイエット効果は皆無です。
汗をかくので新陳代謝は向上しますが、それだけでは脂肪は分解されません。
むしろ、食欲増進効果でカロリーを過剰摂取してしまう可能性も高く、ダイエットには向いていないと言えるでしょう。
また、辛さ成分の「カプサイシン」は脂溶性のため、水には溶けにくい性質を持っています。
辛い料理を作る際、辛さを追求するほど多量の油を使っている可能性が高く、その分高カロリーになっている可能性も高いです。
なので、ダイエット中に痩せるからと勘違いして辛いものを選択的に摂り続けるのは要注意ですよ。
激辛で痩せる方法もある
辛いものは食べるだけではダイエット効果はありませんが、運動と組み合わせる事で脂肪燃焼効果を増進させる事がわかっています。
- 筋トレで追い込んだ後に辛い物を食べる
- ランニングなどの有酸素運動をした後に辛いものを食べる
筋トレで筋肉を追い込んだ後であれば、大量の栄養素を欲しているので辛い物を食べるのはオススメできます。
また有酸素運動は、運動の最中だけでなく、終わった後も脂肪の燃焼効果は持続します。
ですので、そこに「カプサイシン」の効果で脂肪燃焼をサポートさせる事ができます。
辛いもだけで痩せるのは間違いだが、正しく理解すればダイエットの味方にもなる
辛いものを食べて「汗をかいた!脂肪が燃えている!」という考えは全く持って間違いなのです。
- 「辛い物を食べて、運動を取り込むことで痩せやすくなる!」
これが正しいので、もし間違った認識をお持ちだった方は覚えておいてくださいね。
正しい知識を持てば、辛い物も確かにダイエットの味方になることもお忘れなく!