筋トレや運動の前にストレッチをしていますか?
今までストレッチはただのケガ予防程度にしか考えていませんでした。
しかし、筋トレ効果を高めるという事を知ったので書いていきたいと思います。
ストレッチとは
ストレッチは筋肉や筋を伸収縮させる動作の事で、大きく2つに分類できます。
それは、動的ストレッチと静的ストレッチです。
文字からある程度推測できるかもしれませんが、簡単に説明していきたいと思いまうす。
動的ストレッチ
代表的なものはラジオ体操です。
ラジオ体操のように跳ねたり、手足を閉じたり開いたりするような動作で行うストレッチ方法です。
筋肉を動かす事によって血流を良くし、筋肉の温度や心拍数を上げます。
それにより、筋肉の柔軟性と、動きを良くする効果が見込めます。
すなわち、筋肉(筋力)のパフォーマンスが向上し、より質の高い筋トレができるようになります。
部活の練習前や試合時に「アップ」を行っていたのは、この効果を狙ったものだったのです。
静的ストレッチ
静的ストレッチの代表的なものは、体育の時間に行うようなストレッチです。
動き(勢い)を付けずに、ゆっくりと時間をかけて行うストレッチであり、アキレス腱伸ばしや前屈、後屈などです。
筋肉をほぐす効果や、乳酸を取り除くような効果が見込めます。
筋トレ後に行うストレッチとして考えれば良いでしょう。
ストレッチのよくある誤解
運動前にストレッチをしますが、静的ストレッチを念入りにしていませんか?
実は、運動前に静的ストレッチをしても、あまり効果は見込めないようなのです。
むしろ、筋力の低下を促進するという研究結果も出ているようなのです。
これでは、ケガ予防どころかケガを誘発してしまいますね・・・。
運動前には静的でなく、動的が望ましく、運動後には静的ストレッチが望ましいのです。
ストレッチの効果(まとめ)
ストレッチを正しく理解して行うことで、質の良いトレーニングを行う事ができます。
トレーニング前は動的ストレッチ、そしてトレーニング後に静的ストレッチを行うことで、トレーニング効果がおよそ20%もアップするという研究結果も報告されています。
20%というのは相当な効率UPです。それは、ロイシンなどの必須アミノ酸などの筋トレ向けサプリ並の効果が見込めます。
また、ケガの予防と、筋肉痛の軽減や回復にも役立つ優れモノです。
お金を使わずにトレーニング効果を上げることができ、やわらかな質のいい筋肉が付くのでやらない手はないでしょう。
少し時間がかかるのがネックですが、体が固いと良いことはあまりありません。
将来への先行投資という事で、皆さんもぜひチャレンジしてみてくださいね。