食事を摂って太る原因は「血糖値の上昇」です。
血糖値が上がるとインスリンというホルモンが分泌され、脂肪として体内に貯蓄されます。
つまり、食事で痩せようとするのであれば「血糖値」を上げないようにすれば、それだけインスリンも出なくなり、脂肪が付きにくくなる事が言えるのです。
血糖値の上昇を抑えるポイントは3つあります。
- 難消化性デキストリンを摂る
- 低GI値の食品を摂る
- 食事の際、野菜から食べ始める
これらは三点とも、食事をしてから血糖値の上昇を緩やかにする作用があります。
これらを実践する事で太りにくい食生活を送る事ができるといえます。
今回はこの中の1つである「難消化性デキストリン」について説明をしていきたいと思います。
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難消化性デキストリンで痩せやすい食事を摂る
まずは、難消化性デキストリンについて簡単に紹介をしたいと思います。
難消化性デキストリンって何?
難消化性デキストリンとは、トウモロコシを原材料とした、水溶性の難消化性食物繊維の事です。
水に溶けやすい性質を持っているため、毎日の食事にも取り込みやすく、日頃野菜を食べれていないという人にはうってつけのサプリメントであると言えます。
難消化性デキストリンは痩せる?
難消化性デキストリンを毎日摂ったとしても、それだけで痩せる事はありません。
難消化性の効果は以下の通り。
- 血糖値の上昇(ピーク)を抑える25%
- 血糖値の上昇を抑える事で、中性脂肪の産生も抑えられる30%
- 整腸作用
これらの事から、難消化性デキストリンを摂っても痩せる効果はないが、太りにくくなる効果がある事がわかります。
難消化性デキストリンの摂りかた
一回5gの難消化性デキストリンを水に溶かして飲みます。
溶けやすいので、水筒やペットボトルに入れて持ち運ぶこともできますし、飲む直前に溶かす事も可能です。
難消化性デキストリンとケトジェニックダイエット
難消化性デキストリンの真価は、ケトジェニックダイエットのような糖質制限の時に発揮されます。
糖質(炭水化物)には、実は食物繊維が多く含まれており、これらをカットする事によって深刻な便秘状態に悩まされます。
この悩みを解消してくれるのが難消化性デキストリンなのです。
これがあるのと無いのでは、便秘になる割合が桁違いに違ってくるので、糖質制限を行うような人には絶対にオススメしたいサプリメントだと言えます。
食物繊維は野菜からでは補いきれない
コンビニ弁当やお弁当屋さんでお弁当を買ったとします。
十分な量の野菜が入っているでしょうか?別にサラダを買ったとしても、量的には足りないはずです。
また、家でも毎日欠かさずサラダを食べるのは、作る人がサラダをかなり意識しないと難しいでしょう。
例えば、今日は素麺!素麺とサラダってどうなの???
こう言った考えになるのは当然で、その場合サラダは見送られてしまうでしょう。
難消化性デキストリンのサプリであれば、こう言ったケースでも水に溶かすだけなので簡単に摂る事ができるのです。
難消化性デキストリンで痩せやすい食事を摂る
いかがでしたか?難消化性デキストリンが何なのか、どういった効果に期待できるのかがわかったかと思います。
難消化性デキストリンを食事の時に摂る事で、血糖値の上昇を抑え、結果中性脂肪が蓄積されにくくなります。
この原理を知っていれば、難消化性デキストリンを毎日賢く摂る事で、太りにくく、痩せやすい食事を摂ることができるようになるのです。
もちろん、サプリだけでなく本物のサラダやキノコもしっかりと摂って、血糖値の上昇をコントロールし、便秘の無い快適なダイエット生活を送りましょう!