このブログを始めたのは夏でした。
あっという間に秋になり、そして冬になりつつありますね。
筋トレやダイエットを始めようかなという人がいたら教えてあげてください。
冬こそ、最大のボディメイクチャンスだという事を。
なぜ冬がボディメイクチャンスなのか
よくある間違いが『運動によって生じる汗』です。
夏はもちろん場合によっては春や秋でも運動をすると汗がでます。
この汗によって、痩せてる感を錯覚してしまっているんです。
問題です。
- 夏暑い部屋でスクワットを10回して汗だくになる
- 冬に寒い部屋でスクワットを10回しても寒いまま
この二つの消費カロリーはどちらが多いでしょうか。
はい、答えは冬の方なのです。
汗を全くかいていないのになぜ?と思われる方もいるかもしれません。
そもそも、カロリー燃焼とは、糖質や脂質をエネルギーに代謝する時に燃焼される熱量の事で、汗は全く関係ありません。
汗はただの体温調節機能の生成物なのです。
どうして冬は消費カロリーが多いのか
人間の体は恒常性が働いており、暑い時は汗の気化熱で体温を下げようとしたり、冬は代謝を活発化して体温を上昇させようとするようにできています。
もう答えが出てきてしまいましたが、体温を上げようとする事でエネルギー消費が加算されているのです。
つまり、通常のトレーニングで消費するカロリーに+αで消費カロリーが加算されるのです。
この事から、冬場のトレーニングは効率よくカロリー消費ができると言えますね。
冬トレのいいところ
- 冬は脂肪が付きやすい季節であるが、脂肪もエネルギー変換されるため、筋トレのパフォーマンスの向上に繋がる。
- パフォーマンスの向上により、効率的なトレーニングを行う事ができる。
- 夏に向けて体を作るのであれば、冬のうちにスタートをしないと難しい。
目的によってメリットは変わってきますが、ボディメイクをするのであれば、冬トレのデメリットはまずありません。
夏に向けてのトレーニングであれば尚更です。春から初めてカッコイイ体にするのは相当ハードルが高いと思います。
よくある勘違い集
- サウナスーツを着てトレーニングすると痩せる
→汗が出て一時的に体重が落ちるだけです。格闘家のような減量だからこそ意味がある行為です。
一般人にはメリットはほとんどありません。
- 冬は痩せやすい
→冬はトレーニング効率が良いからといって、過食は厳禁。
正月などのイベントがあるので、そもそも太りやすいですが、それ以外にも寒さに耐えるため、脂肪をつけようと体が反応し、結果太りやすくなります。
運動をすれば、効率よく絞れますが、しなければ一気に太ってしまう危険性も。
まとめ
冬は、脂肪が付きやすく太りやすい季節でもあります。
しかし、その脂肪を活かしエネルギーに変えてトレーニングをしてみると、非常に効率の良いトレーニングが行える事でしょう。
日本ではありえませんが、海外の非常に寒い環境下では、生活に必要なカロリーは、我々の摂取カロリーの2倍ともいわれています。
それ程、寒さに対して人間の体は熱を生み出そうとエネルギーを消費するのです。
この理論を利用して、カッコイイ体を作っていきましょう!